優先順位
- 水:井戸、貯水槽、水源への毒物混入を防ぐ
- 食料:備蓄を調べ、全員に同じ量を配る。さもないと暴動に
- 病気:過密状態と汚物が、包囲軍との戦闘より多くの命を奪った
- うわさ:パニックが攻城兵器より速く守備を崩した
第1段階を見ると、要塞がどこに築かれたかがわかる。城壁の内側に自前の水源があるかどうかがすべてを左右した。外からの水に頼る都市は、城壁がどれほど厚くてもすぐに降伏した。
2つ目の段階は、単なる計算ではない。備蓄が不公平に分配されているとわかった瞬間、守りは内側から崩れた。包囲軍はそれを知っていて、うわさで状況をさらに悪化させようとした。
3つ目の段階が、ほかよりも頻繁に決定打になった。城壁の内側の過密状態は病気の流行を招き、戦闘によるどんな損害よりも速く守備兵を死なせた。ときには包囲軍まで巻き込んだ。
なぜ交渉したのか
厳格なルールがあった。総攻撃が始まる前に降伏した者には条件が示されたが、総攻撃で陥落させられた者には示されなかった。だから交渉は早くから始まり、包囲軍は準備の本気度を強調した。彼らにとっても、戦わずに入城するほうが都合がよかったのだ。
包囲戦は双方にとって高くついた。城壁の外の軍は病気で兵を失い、周辺地域の物資を食い尽くし、別の場所で戦うこともできなかった。だから長期の包囲は、包囲する側にとっても敗北だった。
そこから、よくある取り決めが生まれた。指定された日までに援軍が到着しなければ、都市は合意した条件で降伏する。これなら守備側は名誉を保て、攻撃側は時間と兵を節約できた。
その間も、出撃はずっと続いた。目的は戦闘ではなく、包囲のための工事を妨害することだった。坑道を埋め、攻城兵器を焼き、土塁を築くのを妨げる。つまり、決着をさらに1週間先送りするためだ。
理解度チェック1 / 2
包囲戦で、最初に数えたのは?
包囲戦は、たいていどう終わった?
出典
- 包囲戦の帰趨は、直接の総攻撃よりも、水と食料の補給、衛生状態、交渉によって決まることが多かった。総攻撃前に自発的に降伏した場合、より寛大な条件が示される慣行も広く見られた。
「戦争と平和」シリーズの続き
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