どう進むのか
- 中心核の水素が尽きる
- 中心核が収縮する
- 外層が膨張する
- 外層を放出し白色矮星になる
2つ目の段階は不思議に思えるかもしれません。燃料が尽きると、なぜ中心核は収縮し、星は大きくなるのでしょうか。鍵は均衡にあります。核融合反応によるエネルギーがなくなると、中心核は自らの重さでつぶれ、さらに高温になり、核融合はその周囲の層へ移ります。
この層は、かつての中心核より多くのエネルギーを放出し、星の外側を膨張させます。星は巨大になる一方で、表面は冷えていきます。そのため赤く見え、赤色巨星と呼ばれるのです。
2つ目の数字のほうが、1つ目より重要です。太陽の明るさは100万年ごとに約0.1%ずつ増していて、10億年あまりで、海が蒸発し始めるほどになります。生命が赤色巨星の段階まで生き延びることはありません。
地球そのものの運命については、まだ議論があります。膨張する太陽は、水星と金星を確実にのみ込みます。地球は微妙な境界線上にあります。太陽が質量を失うと軌道は広がるため、地球は生き残るかもしれません。ただし、焼け焦げた状態での生存です。
最後はどうなるのか
赤色巨星は不安定です。外層を放出し、それらは光る雲となって広がります。中心に残るのは、地球ほどの大きさをしたむき出しの中心核です。白色矮星と呼ばれる、密度が高く熱い球体です。
その内部では新たな反応は起こらず、その後は数百億年かけて、ただ冷えていきます。これは太陽ほどの質量を持つ星にとって、一般的な最期です。太陽は超新星爆発を起こしません。超新星爆発には、はるかに大きな質量が必要だからです。
このような放出された物質の雲は、望遠鏡でよく見え、明るい輪のように見えます。その後、そこから新しい星や惑星が生まれます。私たちの体にある重元素も、過去に起きた同じような現象からやってきました。
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出典
- 数十億年後、太陽は赤色巨星の段階に入り、外層を放出して白色矮星になります。地球の環境が生命に適さなくなるのは、光度が少しずつ上昇するため、はるかに早い時期です。